無限のエネルギーの秘密を追う変人とアンドロイドの物語、Dimension Wの魅力

ディメンションW

第4の次元たる「W」からエネルギーを得ることに成功した人類とその発明品をめぐる攻防が描かれるDimension Wは、月刊ビッグガンガンで連載されているSF漫画です。

頑固で変わり者の主人公と、秘密を抱えたアンドロイドの少女がペアを組み、コイルの秘密を追いかけるスト―リーになっています。

今回は、そんなDimension Wの概要や魅力についてご紹介します。

未来都市



人類は未来、限りないエネルギーを手に入れるが

「コイル」と名付けられた発明品によって人類は、無限のエネルギーを「W」と呼ばれる第4の次元から取り出すことが可能になっていました。

しかし、コイルの制限を解除した「不正コイル」を使用する犯罪も増加し、それらを回収する「回収屋」が職業として成り立つ時代でもあったのです。

西暦2072年、コイルが普及した世界では人類のほとんどが何らかの形でコイルの恩恵を受けていました。

その傍らで貧困格差は消えず、コイルやIDチップを利用した管理が敷かれた社会では、不正コイルを利用した事件や、暴走が頻発していました。

Dimension Wの主人公であるマブチ・キョーマは、コイル嫌いの変わり者として知られる回収屋です

ある日、不正コイルをチンピラから回収しようとした彼はまるで人間のようなアンドロイド、ミラに邪魔をされます。

不正コイルを持っていった彼女を追うも、謎の光と正規品のコイルが暴発する正体不明の現象に遭遇するのでした。

 

回収屋とアシスタントのアンドロイド

未来都市セントラル47と呼ばれる都市が舞台のDimension Wは、コイルを管理する巨大企業「ニューテスラ・エナジー」や不正コイルを悪用する裏社会の人間、その不正コイルの回収を生業とする回収屋が多数登場します。

また、さまざまな目的のアンドロイドも社会に普及しています

マブチ・キョーマは腕利きの回収屋であり、ガソリンが1リットルで2,800円の時代にガソリン車を愛用する変人でもありました。

コイルを過去のある事故から嫌うようになり、コイルを自主的には使用しない生活をするようになっていました。

事故の原因やコイルの隠された秘密を追って、なし崩し的にミラと組むことになります

人間と見間違えるようなアンドロイドの少女、ミラはコイル嫌いのキョーマの相棒として無理やり押しかけてきます。

人に似せたアンドロイドが普及した西暦2072年においても、アンドロイドにはどこか機械らしさがまだ残っていました

しかし、彼女は完成度が高く人間そっくりなことが特徴です。

そんな彼女は、かつてニューテスラ・エナジーに所属していた研究者を父と呼び、その遺言に従ってコイルの秘密をキョーマと共に追います。

この2人以外にも、Dimension Wには癖のある魅力的なキャラクターが多数登場します

キョーマに仕事を依頼するブローカーのマリー、彼女の用心棒である軍用アンドロイドのフォーや専任のエンジニアであるコオロギがキョーマと関わってきます。

また、キョーマを知る謎の怪盗ルーザーをはじめとした敵も登場するのです。

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少しずつ物語がうまく展開していくのであきずに読めます

第4の次元やコイル、アンドロイドなど特殊な用語に戸惑うかもしれませんが、話のテンポを崩すことなくストーリーは展開していきます

1巻ではキョーマをはじめとした未来都市セントラル47の世界観が読者に提示され、2巻ではキョーマの過去やコイルとニューテスラ・エナジーの陰謀を指摘するルーザーの登場に加え、この社会のゆがみが明らかになります。

Dimension Wは独特の設定を持つSF漫画ですが、少しずつこの世界や社会、そこで生きる人々に関する情報が開示されていくのが特徴です

そのため、思わず続きが気になってしまう構成にもなっています

登場キャラクターも巻を追うごとに増えていきますが、だれもが忘れられない特徴を持っていることから混乱することなく楽しめます。

 

Dimension Wはどこで読める?

もしもDimension Wが気になったのであれば、月刊ビッグガンガンの公式サイトにアクセスしてみてください

第1話から第3話まで無料公開されているため、物語の始まりを読むことが可能です。

Dimension Wは第3話までがストーリーの序章ともいえるので、ちょうど良いといえます。

また、続きが気になったのであれば購入してすぐに読むことができる電子書籍がおすすめです

Amazonのデジタル版ソク読みBOOKWALKERebookjapanなど複数のサイトで購入することが可能です。

特に、BOOKWALKERebookjapanはデジタル版限定特典が読むことができるのでおすすめします。

電子書籍



まとめ

人類が無限のエネルギーを手に入れた世界を舞台にしたDimension Wは、発達したSF世界を描くと同時に現代でも危惧される新技術による犯罪や管理社会の危うさも描写されています。

盛栄の象徴である発明品、コイルによる事故からコイルを嫌う回収屋や、秘密を抱えたアンドロイドをはじめとしたキャラクターたちがストーリーを盛り上げています。

物語も伏線を提示しつつ展開していくので、読者は退屈するどころか続きが気になってしまう作品です。

Dimension Wに興味を持ったのであれば、ぜひ公式サイトで読んでみてください。

コイルとこの世界の秘密を追うことに夢中になってしまうかもしれません。

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