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1989年公開の映画「ガンヘッド」は、日本の特撮映画です。

実写特撮ものの映画会社として歴史や撮影技術などの大きな実績を持つ東宝と、「機動戦士ガンダム」でロボットものを得意とするサンライズ、両社がタッグを組んで制作されました。

またメディアミックス展開も想定されていたため、ゲームもつくられています。

当時のサンライズプロデューサーの「せっかく“巨大ロボットモノ”という世界に誇れるジャンルがあるんだから、世界初の巨大ロボット映画を日本は作るべきだ」という思いを東宝が実現させた普及の名作です。

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映画「ガンヘッド」とは?

それではまず、ガンヘッドのあらすじから紹介します。

ガンヘッドあらすじ

2005年、「8JO」と呼ばれる孤島に人類初の全自動ロボット工場タワーが建てられ、その中心部では世界最高のコンピュータ「カイロン5」が島の全機能を支配していた。

2025年7月4日、カイロン5は突如、人類に宣戦布告

暴走を止めるべく、政府はサイボーグ兵「バイオロイド」と自律戦闘用ロボット兵器「ガンヘッド」を中心とする部隊、「ガンヘッド大隊」を8JOに派遣するが、カイロン5の防衛線である巨大ロボ「エアロボット」の前になすすべもなく負けてしまう。

戦闘後、沈黙したカイロンとともに8JOを、人類は封鎖・放棄した。

そして13年後・・・。

トレジャーハンターグループ「Bバンガー」のメカニックであるブルックリンとそのメンバーたちは、この時代では金よりも価値があるというコンピュータチップを狙って、8JOに侵入。

カイロンがいまだに稼働状態だったとは知らず、バイオロイドの急襲をうけたメンバーたちは1人、また1人と死んでしまう。

政府から特殊鉱石を強奪したバイオドロイドを追ってきた女性兵士・ニムと出会ったブルックリンは、島の唯一の生き残りであるセヴンとイレヴンに助けられ、人類滅亡のためのカイロンの恐ろしい計画を知ることになる。

島の残骸の中にかつてのガンヘッドの生き残りをみつけたブルックリンは、ガンヘッドを有人型に改造し、エアロボットとの戦いに挑むのだった。

映画「ガンヘッド」の戦闘シーンはすべて屋内で、敵の本拠地を突き進むという戦争映画でいうところのいわゆる「敵中突破モノ」です。

世界観はかなり未来を想定して作られており、作中に登場するボロボロの自販機のようなマシン「ロボコーラ」の製造年が2023年であるなど、現在でもまだ作品世界の年代に追い付いていません。

撮影はすべて実写で、東宝の持つ当時最新の特撮技術が惜しみなく使われており、特撮モノとしてもロボットモノとしても最高の技術・スタッフを使った映画でした。

しかし、映画そのものの公開後の評判はあまりよくありませんでした。

なぜあまりよくなかったのか、というのは内容のネタバレになってしまうのであまり深くは触れられませんが、「ストーリーが分かりづらい」「画面が暗くて何が起きているのかわからなかった」などの不評がありました。

一方で、特撮の技術やメカデザインなどがマニアの注目を集め、その点を評価する声も多くあります。

また、ロボットのくせに男前なガンヘッドのセリフや、ブルックリンのコメディシーンなどもこの映画の魅力です。

 

外国人俳優も出演!魅力あふれる登場人物に注目

次に登場人物を紹介します。 

ブルックリン 演:高嶋政宏

トレジャーハンター「Bバンガー」の最年少メンバーで、チームのメカニック担当。

コクピット恐怖症だが、エアロボットと戦うためガンヘッドに搭乗し、克服する。

ニンジンが好物で、銃をもてあそぶクセがある。

 

ニム 演:ブレンダ・バーキ

テキサスエアレンジャーズ所属の兵士。

政府の研究所から特殊な鉱石を強奪したバイオドロイドを追って8JOに来るが、乘っていたヘリを撃墜され、1人でカイロン5に侵入する。

 

べべ 演:円城寺あや

Bバンガーのサブリーダーで元傭兵。

破損したバイオドロイドに取り込まれ、その一部となってしまう。

 

セヴン 演:原田遊人

8JOの最後の生存者の少年。

左足を負傷しているため不自由だが勝気な性格で、ブルックリンと共にガンヘッドの修理を手伝う。

 

イレヴン 演:水島かおり

セヴンと同じ生存者で、8JO内で最初に生まれた少女。

声を失っており、しゃべることができないため身振り手振りで話す。

 

バンチョー 演:ミッキー・カーチス

Bバンガーのリーダー。

ブルックリンの親代わりで、彼のクセを「銃で遊ぶとツキが落ちる」とよく叱っている。

ヘビースモーカーで、葉巻に火をつけるのがブルックリンの役目。

 

ボンベイ 演:川平慈英

Bバンガーのメンバーで、ブルックリンの次に若い。

普段は英語でしゃべるが、慌てたりすると日本語が出る小心者。

 

メカデザインがかっこいい特撮映画!

「ガンヘッド」で特に評価されているのが、音楽名台詞メカデザイン特撮技術の4つです。

 

劇中で使われている音楽

映画「ガンヘッド」では、特撮モノであり、戦争モノであるということが十分に感じられる印象深い曲が多くあります。

レビューでも「この作品のいいところは音楽」などとも言われていて、サウンドトラックが意外と売れたんだとか。

 

少し寒いけどカッコイイ名台詞

この作品では、英語と日本語が入り混じった会話がなんの疑いもなく繰り広げられます。

また、監督の指示で役者はあまり抑揚のない喋り方を演じていたそうで、それが会話シーンにもハリウッドライクな独特の雰囲気を加えています。

 

燃料が足りない、だけどもう時間がない、という局面でブルックリンが何気なく言う有名なセリフがあります。

それが、「パーティーやろうか、ガンヘッド」というものです。

このように作中では、聞いているとちょっと恥ずかしいようなカッコつけたセリフが登場しますが、これもまた監督の目指した“ハリウッドライク”な表現なのかもしれません。

 

ロボットのデザイン

公開当時のキャッチコピーとして「戦い方を、忘れた君たちへ」「史上初の巨大ロボットムービー」などがあります。

作品の公開当時には他に類を見ない“巨大ロボットの屋内戦闘”が売りになっていました。

 

製作段階では、はじめはガンダムのような2足歩行のロボットがアイデアとして出ていたそうです。

しかし、屋内戦闘では「実際には車輪走行が現実的ではないか」という実写の問題から、戦車モードとスタンディングモードへと変形する今の「ガンヘッド」が生まれました。

このガンダムとはまた違う武骨さ、そして近未来的な洗練されたデザインが、この映画の今なお絶賛されているポイントでもあります。

特撮技術

撮影には、東宝特撮映画のお家芸「ピアノ線」で模型を釣る手法や、「実際に火薬を大量に詰めてミサイルを飛ばす」、「精巧なセットを豪快に壊す」などの伝統的な手法も使われていました。

これにさらに当時最新の映像技術・撮影方法などが使われ、特撮のSF映画としてできあがっています。

このとき生まれた技法などが、後の特撮業界に大きな影響を与え、今でも培われているそうです。

ガンヘッドの評価・感想・口コミ

男性・20代
特撮の新しい時代を作ったといっても過言ではない。ゴジラとかエヴァとかはこれの上に成り立っているのだと思わされた。個人的にはメイキングまで見て初めて1作品だと思います

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ガンヘッドまとめ

「ガンヘッド」は、1980年代の映画です。
当然、当時はVHSの時代ですし、Blu-rayなどはありませんので「ガンヘッド」も2007年に発売されたDVDのみでしか今は見られませんし、レンタルでもあまり扱っていないのが現状です。

動画配信サービスのいいところは、こういった懐かしい作品でもスマホやタブレット1つで、手軽に観ることができるという点だと思います。

映画「ガンヘッド」は、今回紹介した動画配信サービスでレンタルで観ることができます。

今現在でもいたるところで“元ネタ”にされる今作。
SF・特撮・ロボットのマニアなら一度は見ておくべき作品です!

ぜひ一度ご覧になってみてくださいね!

公開日1989年7月22日
キャスト高嶋政宏

ブレンダ・バーキ

円城寺あや

水島かおり

原田遊人

斉藤洋介

川平慈英

ミッキー・カーチス

スタッフ監督:原田眞人

脚本:原田眞人、ジェームス・バノン

製作:田中友幸、山浦栄二

「ガンヘッド」製作委員会:東宝、伊藤昌典(サンライズ)、山科誠(バンダイ)、角川歴彦(角川書店)、一倉秀男(IMAGICA)

上映時間100分
主題歌『TIME -Song for GUNHED-』

作詞:亜伊林
作曲:馬場孝幸
編曲:根岸貴幸
歌:永井真理子

配給東宝
制作国日本

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