三部けい作「鬼燈の島」孤島で繰り広げられる、サスペンスホラー

大ヒットミステリー漫画「僕だけがいない街」で知られる漫画家の三部けい

その名作を手掛けた三部けいの過去作には、「鬼燈の島(ほおずきのしま)」というサスペンスホラー漫画があります。

読みだしたら、きっと予想できない展開にハラハラドキドキするはず・・・。

今回は三部けいの起源ともいえる『鬼燈の島』についてご紹介したいと思います。


 



 

家庭に問題がある子供たちが集められた学園の秘密

(引用元:Renta!)

舞台は隔離された小さな島。
その小さな島には「鬼燈学園」(ほおずきがくえん)という施設がありました。

その「鬼燈学園」では家庭に問題のある子どもたちを引き取って育てていました。

しかし、「鬼燈学園」には知ってはならない秘密があったのです・・・。

ある日、主人公の鈴原心は妹のと一緒に「鬼燈学園」にやってきます。
学園には4人の教師と心と夢を含めた6人の生徒たちしかいませんでした。

心はほかの生徒から「大人の言うことを信じるな」という忠告を受けます

はじめは気にも留めなかった心ですが、以前に病気になった生徒が島から消えたまま戻らなかったり血まみれの引き出しや「助けて」の文字が壁に刻まれた部屋を見つけたり学園の秘密を徐々に知っていく中で、大人たちの不審な行動がより一層、疑わしいものへと変わります。

不信感が募った子供たちは、そんな大人たちのもとから逃げようと閉ざされた島からの脱出することを決めました。

しかし、大人たちはそれを阻止するために子供たちと奮闘するのです。

以上がこの物語のおおまかなあらすじです。
主人公・心の目線で展開していくこの作品は、子供たちが大人たちを普段どのように見ているのかがとてもよく描かれています。

実際に子供たちが見ていたものは真実だったのか、「鬼燈学園」の実態とは、大人たちの本当の目的とは一体なんだったのか、虚偽が虚偽を呼ぶサスペンスホラー作品です。

 

作者は「僕だけがいない街」の三部けい!

(引用元:Renta!)僕だけがいない街

『鬼燈の島』の作者三部けいは、大ヒットミステリー漫画「僕だけがいない街」を描いています

「僕だけがいない街」は2014年から3年連続「マンガ大賞」にノミネートし、その後フジテレビの人気アニメ枠「ノイタミナ」でアニメ化。

実写映画では14億円の興行収入をあげ「僕だけがいない街」旋風を巻き起こしました。

 

では、「僕だけがいない街のあらすじを紹介します。

「僕だけがいない街」は主人公、藤沼悟リバイバル(再上映)という「悪いこと」が起きる直前に時間がまき戻る現象にあい、自らの過去に起きた殺人事件の真相に迫っていく物語です。

三部けいによる巧妙に張り巡らされた伏線に、最後まで物語に引き込まれていきます。

アニメの放送により漫画の売り上げが6.5倍も伸び、声優に人気俳優の土屋太鳳さんや満島真之介さんを起用したことがさらなる人気を博したようです。

絵柄が好きじゃないという人も、読み始めたら止まらず一気に読んでしまった・・・という人が続出するほど三部けいの代表作といえる作品です。

 



 

評判は?

「鬼燈の島」は「僕だけがいない街」で注目されている三部けいの作品だけあって、評判は良いようです。

謎が謎を呼び、大人を疑いながら恐れて過ごす子供たちの立場から読む「鬼燈の島」は、最後までハラハラドキドキさせられます。

暗い過去をもった子供心と大人との関係を心理トリックに利用した作品でミステリー感があり、一度不気味に思ってしまうとすべてが怪しく見えてしまう面白さがあるのです。

誰が何のために嘘をついているのか、誰が本当で嘘なのか?
読者自身もこの物語に引き込まれ子供たちと同じように疑心暗鬼しながら読みふけてしまいます。

この作品は子供が何を信じるのか、その信じたことが世界認識にどれほどの影響を与えてしまうのか、子供だけでなく大人も、何を信じたかが世界の在り方を変えてしまうのではないかと考えさせられる作品でしょう

 

鬼燈の島はどこで読めばいい?

EBOOKS
「鬼燈の島」は全4巻で物語が完結しており、スクウェア・エニックスが発行しているヤングガンガンで販売されています。

お近くの書店でコミックスをお買い求めができるので、コミックスの背表紙に「YG」のマークを見かけたら探してみてください。

また、「本屋まで出かけるのが面倒・・・」という方は電子配信で読むこともできますよ!

全4巻で構成されていますので、ちょっとした暇つぶしにもちょうどいいですね。
ぜひこの機会に読んでみてはいかがでしょうか。

鬼燈の島


 



 

まとめ

「僕だけがいない街」で大ヒットした三部けいの過去作品、『鬼燈の島』。

この作品の見どころは、話が進むごとに徐々に明らかになる鬼燈学園の秘密、そしてなぜ子供たちは大人を信じられなかったのか、何が嘘でなにが真実なのか分からないところです。

一度謎にハマったら抜け出せなくなります。

『鬼燈の島』は全4巻ですが読み応えがあり、読み始めたらドキドキハラハラが止まらないはず・・・。

ぜひ、この機会に『鬼燈の島』を読んで、三部けいのサスペンスホラー世界を体験しましょう!

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