カップル成立しないと死ぬ!?異星人に支配された「ラブデスター」

ラブデスター アイキャッチ


デスゲーム
といえばどんな作品が思い浮かぶでしょうか。

ありえない設定で生きるか死ぬかの過酷なゲームを課せられる登場人物たち。
日常生活では味わえない緊張感とスリルが味わえると人気がある一方、デスゲームと聞いただけで拒否反応をしめすかたも多いかもしれませんね。

今回ご紹介する「ラブデスター」はデスゲームとラブコメディを融合させた異色の作品で、月へ連れさられた中学生たちが異星人にデスゲームを強いられます。
しかも地球へ帰れる条件は両想いになること!!

では、気になる内容についてご紹介しますね。



中学生の前に現れた異邦人

ラブデスター

(引用元:少年ジャンプ+

月代中学3年生の「若殿ミクニ」は、幼なじみの「皇城ジウ」「愛月しの」とともに生徒会を運営する生徒会長でもあります。

3人は固い友情で結ばれていたが、ある日ミクニはジウからしのに告白しようと思っている」と相談されます。

ミクニ自身は恋愛に興味はなく、どちらかといえば「あんなドロドロしたものはごめんだ」と考えていました。

それは勝手な両親に振り回されたために、自分もそうなるのでは、と恐れてのこと。

本当の思いにミクニ自身も気づいていないのです。

ジウはそんなミクニに「しのを誰にも渡したくない、近くで守ってやりたい」と切ない思いを告げるのでした。

戸惑うミクニだったが、二人のためにジウを応援しようと決めます。
しかしその夜、ミクニはハートマークのある謎のリストバンドを拾ってしまったせいで、訳も分からないまま廃墟と化した街にワープさせられてしまいます。

ところが、ワープした先でミクニは同じようにリストバンドを付けたジウやしのに再会しほかにも月代中学3年生全員がワープさせられていたと知って驚くのでした。

得体の知れない不安と恐怖に怯える中、現れたのはファウストと呼ばれる謎の人物。
彼はここが月面上に存在する実験都市だ、と説明し「君たちはラブデスター実験の被験者だ」と告げるのです。

しかも、元の世界に戻るには互いのリストバンドを接触させて告白を成功させるしかなく、もしも告白が失敗に終に終わったり、タイムリミットまで一人だった場合は爆死する、と言い放ちました。

つまり、両想いになれば二人で地球に帰ることができるが失敗すれば爆死、という理不尽なデスゲームの始まりだったのです。

生徒会長としてみんなを率いるミクニ自身、じつは複雑な思いを抱えています。
切ない思いの交錯する中、非情なデスゲームを生き抜くことはできるのでしょうか。

 

恋愛を拒絶している主人公

ラブデスターで中心となる人物は、やはり生徒会メンバーの3人組です。

若殿ミクニ

この作品の主人公で中学3年生。月代中学生徒会会長を務めています。
誘拐同然に連れ去られ、唐突に始まった理不尽なデスゲームにおいても、生徒会長としてリーダーシップを発揮します。

父親の不倫の末に生まれた私生児であることから虐待を受けて育ちました。
そのため恋愛へ嫌悪感を持ち、恋愛そのものをかたくなに拒絶していたのです。

こうした恋愛への不信感から、両想いになって脱出する方法以外に地球へ帰ることが出来ないかと、その方法を探ります。

でも、その姿勢が逆にファウストから興味を持たれる結果となり「最重要被験体」とされてしまいます。

皇城ジウ

ミクニの幼馴染。
月代中学生徒会副会長を務めています。

全国模試トップの秀才で、容姿も端麗。
バスケットボールでは全国大会で優勝の経験もあり、女子からの人気が高い存在です。

ですがジウはしのが好きなので、ラブデスターでは多くの女子が爆死を遂げることになってしまい、「女子殺し」の宿命を負う。

愛月しの

ミクニとジウの幼なじみで月代中学生徒会書記。
隠れゲームオタクで銃を構えると性格が変わるという面もあります。

ミクニに好意を持っていますが、彼が恋愛を拒絶している心の内を考えると思いを告げることもできず切ない思いを抱えています。

この3人を中心として、ほかに月代中学以外の被験者として「敬王大学付属中等部」の面々、ラブデスターの怪人たちなどが登場します。

ファウストはラブデスターの試験官だが、ミクニに興味を持ったことから「真実の愛」に強い関心を持つようになり、敵役から味方へと徐々に変わっていきます。

その変化の様子も興味深いところですね。

 

デスゲームなのに笑える漫画

ラブデスターのおすすめポイントは、まずはB級であるということ。
そもそも「ラブデスター」というタイトル自体、往年の任天堂ゲーム「ラブテスター」のもじりだと思われます。

過酷な設定のなか、名もなきキャラクターたちがガンガン爆死していきます。

ラブデスターのいいいところは、あくまでも「デスゲーム」「ラブコメディ」を合わせたB級のホラー映画のような感じで描かれているところ。
絵もきれいなので女性でも抵抗なく読めると思います。

感覚としては、ゾンビやジョーズなどの恐怖映画を楽しむような感覚で読むのがおすすめです。

ただそこに、ミクニたちの繊細で切ない感情が見え隠れするところが「これは単なるB級じゃない!」とファンをうならせる要因ですね。

非情な試験官のファウストの熱い活躍も見どころですよ。

 

「ラブデスター」はここで読める!

タブレット端末

ラブデスターは集英社が配信する「週刊少年ジャンプ」のアプリケーション「週刊少年ジャンプ+」で連載されています

作者の榊健滋先生の都合で一時休刊していましたが、現在は連載を再開しています。

紙の書籍としても出版されていますがまだ全巻そろった状態ではなく、大部分は電子書籍での販売です。

無料で試し読みもできるので、ぜひ読んでみてくださいね。

ラブデスターを読みたい方はこちらからどうぞ↓



まとめ

今回は、「ラブデスター」についてご紹介させていただきました。

デスゲームとラブコメディの融合、という異色の作品であるために、登場人物たちはどんどん爆死してしいきますが、B級ホラー映画のような面白さで人気の作品です。

失敗すれば爆死という状況の過酷さと、カップル成立が条件という少女漫画できな設定のアンバランスさが独特な緊張感とユーモアを醸し出します。

現実感の全くない世界、ありえない設定と、リアルな感情からは程遠いイメージですが、キャラクターたちの心の奥に隠された純粋な部分が、きれいな絵で繊細描かれているとこが魅力です

過酷なデスゲーム、なのに愛しくて切なくなる不思議な作品です。

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